ショー以外の色々について…

須賀川文化センター。初めて行く場所だったので色々不安だったのですが、無事につく事ができました。
須賀川駅からは歩いても行ける距離でした、桜並木追いかけて遠回りしたので４０分くらいかかりましたが
川を渡ったりしなければもっと早く行けるでしょう。次回からは行きも歩いて行けるかな。

会場の看板。 　余裕を持って会場に着いたのですが、既に 　長い行列が出来ていました。	入り口横にはちょっと大きなネクサス。 　　　　　記念撮影の為に長い列が出来ていました。

中に入るとまず物販。 　ショーは大ホールで行われましたが、中ホールでは 　なにやら別イベントが。 　別料金払って入ってみましたが、制服着ての撮影会や 　ふわふわトランポリンがメインで、大人ひとりでは 　どうにも場違いな空間でした(^_^;)　 　展示もちょこっとだけ。 　素朴な生地の隊員服に感動しました。

ＴＦＣ会員には、ウルトラマンの顔をかたどったパンのプレゼント。お昼ごはんにありがたくいただきました。
物販は玩具やソフビ、ＣＤ、ＤＶＤなどに交じってリンゴジュースや名産物が売られていました…リンゴジュース
買えばよかった(;_;)


ショーの後にはお楽しみの握手会。メビウスは全部に参加してました。お疲れ様です。
一回目はメビウス、タロウ、ネクサス。
二回目はメビウス、21とゼアス＆ナイス。
二回目は握手会観ないでご飯食べようと思っていたのに、ゼアス出てきちゃったら見ずにはいられません♪
結局そのせいでお昼はウルトラマンパンだけでした…三度の飯よりショーが好き。
三回目はメビウス、アストラ、ゼノン。レオ無しで、アストラだけが来るとは思いませんでした♪

握手会の間、ロビーにはProject　DMMの皆さんがTシャツ売ったり写真撮影に応じたりしていました。
私もマックスのCDにサインをいただきました。至近距離でお声を聞けて嬉しかったです♪


さて、ここからちょっと個人的な感想だけ更につっこんでいきます。
レポートページで「長くなるから後で｣と書いた色々について。
深読みが過ぎて思い込みが強くなってます、ご注意ください(^_^;)


『滅びるべきは人間か、侵略者か』
　二者択一を迫るこの設問だと『人間が滅びる』『侵略者が滅びる』のどちらかを選択しなければならないように
思うけれど、そうじゃない。
　『どちらも滅びない』と『どっちも滅びる』…まぁ、後者は物語として困っちゃうので、『どちらも滅びない』これが
理想の答えであるはず。

　その問いが発せられた瞬間に、答えはすぐに解りました。こちらの興味はすぐ別に移ります。
「ならば、その答えを男に伝えるのは誰なのか？」
　
　真っ先に浮かぶのはコスモスだけど、既に主役の座を譲って久しい彼には多分そんな大役はふられない。
ＴＤＧＡも同様に外して、Ｍ７８組はそもそもそういう発想がない、マックスもダメ、ノアならまだしもネクサスは論外。
一番考えられるのはメビウスだけど、経験値が足りなすぎて説得力に欠ける…などとつらつらと予想しながら
ショーを観ていました。

　結果はご承知の通り、キング。こちらの予想を超える結果でした。
　そしてそれ以上に、予想を超えてくれました…そもそもこの『疑問』の文面にこだわる時点で間違いだった。
何故この疑問を発するに至ったのかに言及して　男の真のニーズを引き出したのです。
　読み負けた！と思いました、久しぶりに気持ちよく裏切られました♪


「ゲーム｣について
　男が主催する『ゲーム』。この物語の核であるはずですが、ショー中ではこのゲームについての説明が
殆どなされていません。
もしかして何か元ネタがあってそれに沿っている？もしそうだったら、この後に書き連ねる考察部分が全部
無駄になってしまいますが、まぁそれはそれ　ショーを観ているときにこう感じていたんだ、と開き直って
長文いきます。

　本文にも書きましたが、このゲームは『引きこもりが何らかの力を手に入れて、ネットゲーム＋カードゲームの
ゲームマスターとなった』…とすんなり解釈しました。

　遊戯王に慣れた子供達にもすんなり受け入れられたのではないかと思われます。
「おれのターン！ラゴラス、レッドキング、ゴモラを配置！」
「ワシのターン、勇気と正義と絆を配置、更にマックスに呪文カード！」なんて具合で。

　どうして男がそんな力を手に入れたか…は、もうこの際謎のままで置いておいて。それを説明するとショーが
更に長くなっちゃうから、説明しないのもそれで潔し(^_^;)

　「ゲームに負けた相手をカードにして従える」…そんなすごい力があるなら他人を恐れる必要などないじゃない、
と思いましたが、逆ですね。
　ゲームマスターは、他人の人生を操る神にもなれる。ただし、ゲームの上でだけ。
ゲームに参加してない相手には、その力を及ぼすことが出来ない。
そして、彼が恐れている「人間達」は、ゲームには参加しない…
　オンラインで権力を持てばもつほど、リアルの自分の無力さを思い知ることになる。更にリアルが怖くなって、
部屋の外に出られなくなる…悪循環。ここら辺の作りに、非常に共感しました。


　何故メフィラスが　自分からカードになって男に使われることを選んだのか。
　侵略者達はチャットルームで男と会話していたけれど、リアルの…自分の部屋にこもっている男に直接攻撃を
仕掛ければ、ゲームのルールになど囚われずに男を簡単に始末する事が出来たのでしょう。
メフィラスはそのからくりを知っていたんじゃないか…と深読みするのです。
ザラブ、メトロンと違って向かい合って会話をしていたメフィラスは、地球の自室にいる「男｣の存在を掴んでいた
のではないかと。

　ゲームの終了条件は、滅びるべきは人間か、侵略者か…男がその問いの答えを得ること。
ゲームが終わった時、カード化されていた侵略者達がカードから解放されるのではないかと思うのです。
でも、滅びるのが侵略者側なら当然そのまま滅ぼされてしまう。
　いつでもカードから解放される、その保障を手に入れた上で自らが最強のカードとなってゲームに参加し、
自分の望む結果を導こうとした…滅びるのは人間、と。
　
　あえてカードになった理由はもうひとつ、手札になることによってゲームのシステムに護られるから…
ゲームが終わらない限り、倒れてもまた手札として戦いに参加することが出来る。フィールド間の移動も自由、
既に男が持っている大量のカードを味方にして利用することも出来る。
　ゲームのシステムを最大限に利用して、この機に邪魔なウルトラ戦士を一掃しようとしたのではないか…と、
まぁこの様に深読みして勝手に萌えるわけです。
　そのくらいあのメフィラスさんはクールでクレバーでカッコよかったのです♪


自分に自信がない者の疑問
　男がこのゲームを始めるきっかけになった疑問、「何故ウルトラ戦士は地球人を護るのか」。
　最強最速がボロボロになる程の過酷な戦い。死を覚悟し、愛する者を置き去りにして戦いに身を投じる…
彼らがそうまでして地球人に肩入れするのは何故なのか。
私自身もそれは疑問でした。だからゲームマスター氏に対してはかなり感情移入していました…
ここに内容を書いてはみたものの、恥ずかしくて全文削除しちゃうくらいに同調してしまいました。さすがにそれは
思い入れすぎだろう　自分(^_^;)


　気を取り直して。
　このショーにはほぼ全編泣かされっぱなしだったのですが、それはやっぱり　愛ですよ　愛！
　大勢出てくるウルトラ戦士達が、笑いあいかばいあい助け合い、叱って思いやって心配して協力して……
何しろ大集合、とにかくありとあらゆる組み合わせで、何時どっち向いても誰かしらが何かしてて　全方位に
萌えを満足させてくれました！
　最後の締めがそんなことで良いのかとつっこむ気持ちもありますが、良いんです！
　取り留めなくなし崩しに終了します、お付き合いくださいましてありがとうございました！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2006.05.14up