二度目の博品館劇場です。前回がとても良かったのであまり期待しすぎないように、と自分に
厳しく言い聞かせていましたが　今回も面白かったです♪

さて、今回も例によってＶＰＱの記憶のみで書かれています。
多分あちこち間違っています、色々脳内補完していますがご了承ください。

第１幕

客席も暗くならないうちに、はいどーもーーーー！と元気良くナイスが登場！
なんとナイスが前説をやるというのだ。
携帯電話は切ってね、トイレには行っておいてねといつもの注意をするナイス。
任務を終えて帰ろうとするが更に芸を求められ、スケッチブックを使って鉄拳風のネタを披露する。
会場を盛り上げて帰っていくナイス、最後に力をこめて一言　
「ちなみに私は　出ない！」
　　　　＊お笑い芸人のような登場で、ナイスが前説をつとめます。子供達も大喜び。
　　　　　｢仮にも私はウルトラ戦士なんだよ？」と自分では言ってみても、上手くおだてられてネタ披露。
　　　　　ナイスって、何にでも使えてホントに美味しいキャラですね〜。
　　　　＊「私は出ない！」力強い宣言に笑いが起こります、ナイス出ないの！？とずっこけました(^^;)　
　　　　　ポスターに出てるから無理矢理登場させたんかな〜
　　　　＊スケッチブックで紙芝居風にネタを読み上げるナイス、二日目にはもう１ネタ増えていました。
　　　　　亜沙子お姉さんによると、ネタは３種あったそうです。サラリーマンと怪獣ネタと、もう一個何だったのかしら。
　　　　　ナイスがページをめくる手に合わせて読み上げるのを待っていましたし、前説での、子供との絡みも
　　　　　変わっていました、いつものようなテープじゃないんですね♪
　　　　＊ウルトラマンが４０周年、ナイスは７周年だとか。…ナイス登場からそんなに経ったかと軽く眩暈を覚えました…

マックスはゴモラと戦っていた。
長い戦いでマックスの体は消耗していた、タイマーが赤く点滅し力なく戦うマックス、だが力を
振り絞ってゴモラを倒す。
疲れきったマックスを、ゼノンが迎えに来る。自分が帰ってしまったら…地球を心配するマックス、
だがもう新しい戦士が地球にやって来るとゼノンが伝える。期待のルーキー、メビウスが……
ゼノンに続いて、地球を後にするマックス。だがその隙を突き、何者かが地球を狙っていたのだ…
　　　　＊マックスがゴモラを倒した所でゼノン登場。見てたんなら手伝えよ！マックスふらふらしてるのに！(笑)
　　　　＊マックス主役じゃないんだ！と驚いた展開でした、ポスターでは真ん中で出張ってるのに…
　　　　　前任者が長い戦いで疲弊した所へニューヒーロー、って流れはティガ→ダイナを思い出します…(;_;)
　　　　＊先に立って退場するゼノン、ふと立ち止まってマックスを見やる　その見返りっぷりが綺麗だった〜♪　
　　　　　覚悟を決めて立ち去るマックス、誰もいなくなった舞台に怪しい光が踊る…ここではその正体に触れませんが、
　　　　　ちゃんと「黒幕」氏の声です。

地球では人々が突然凶暴化し、暴れまわるという事件が起こっていた。
凶暴化し暴れる男を、二人の刑事が取り押さえる。ベテランのキシ刑事と、ルーキーのハヤシ刑事だ。
キシ刑事がお姉さんに説明する、凶暴化した人々は、携帯電話に出た途端にその後の記憶を失って
いる事、そして事件の前後には怪しい人影が現れる事を。
　　　　＊突然のサイレン、人間同士の殴り合いに、泣き出す子供続出です。
　　　　　犯人逮捕して、何かを拾うキシ刑事。その後の「キーアイテム」を落としているんですね…って、ちゃんと何を拾ったのか
　　　　　教えてくれないと解りませんよ〜
　　　　＊キシ刑事、その声はまさか！ナイスで父でヒマラで北岡先生でその他色々な貴方ですか！
　　　　　さっきの前説は、もしや直接あててましたか！嬉しいサプライズでした〜♪
　　　　　ＭＣブログにキシ刑事の写真が出てますね、でももうちょっと写りの良いのを是非(^_^;)

暴れる怪獣を、地球へやってきたメビウスが倒す。
だが謎の音楽が流れ、倒したはずの怪獣が再びメビウスを襲う！ピンチのメビウスをウルトラマンが救う。
憧れの人の登場に喜ぶメビウス、ウルトラマンにほめられ、「このくらいは当然です」と胸を張る。
差し出されたウルトラマンの手を両手で握り、元気よく握手を返すメビウス。
　　　　＊怪獣は多分ぺスター…五角形でつぶらな瞳の怪獣です。
　　　　　謎の音楽…ウルトラＱの主題歌です、これが流れて渦巻き模様が背景でぐるぐると回る。いかにも何か陰謀が蠢いてます。
　　　　　その陰謀に気づいてないのに、胸張って誇らしげなメビウス。若僧ぶりが可愛いですね〜♪

ウルトラマンが、地球に来た理由を説明する。
突然凶暴化してしまう現象は人間にだけではなく、怪獣達の間でも起こっていた。
しかも、凶暴化した怪獣が地球に向かっているというのだ。
謎の事件を解明しようとする二人を、エレキング＆アントラーが襲う！
エレキングを倒し、アントラーをウルトラマンが押さえた所へ光線を打ち込もうとするメビウス、だがそこに
また謎の音楽が流れる…音楽を聴いたエレキングが再び甦り、パワーアップしてメビウスに襲いかかる！
追い詰められるメビウスを、駆けつけたマックス＆ゼノンが助ける。
帰ったはずの二人だったが、地球へ向かう怪獣達を見てまた地球へ戻ってきたのだ。
　　　　＊エレキングが綺麗でした、しっぽがすごーく長くて。
　　　　　で、その長いしっぽを振り回しての攻撃を、ウルトラマンは腕でガードして受け　マックスはひらりと飛んでかわす。
　　　　　「最速」の戦い方ですねぇ♪

怪獣達が暴れだす前に聞こえてきた謎の音楽…どうやらそこに秘密があるらしい、と話し合う一同、
その音楽に気づかなかった事にショックを受けるメビウス。
意気消沈し、差し出されたマックスの手を取ることもできずにうつむいてしまう……
事件の黒幕を手分けして探すことになり、駆け出そうとしたメビウスをウルトラマンが止める。
お前は私と一緒に行こう、との言葉に　自信を失っていたメビウスの心が更に揺れる。

そして、その一部始終を見ていたザラブ星人、うまく利用できそうだとほくそ笑む……
　　　　＊二回目に気づいたことですが、まずは初戦、敵を倒して気を抜くメビウス、自分の左手…メビウスブレスを眺めていて
　　　　　音楽がかかっていることに全然気づいていない。
　　　　　エレキングを加えた二回目の戦いでも、音楽がかかっているときは光線技のモーションに入っていて、自分の背後で
　　　　　エレキングが立ち上がってる事に気づいてない。ホントに「そんなの気がつかなかった……」なんですね〜。
　　　　＊戦いに負けた上に、自分の未熟さを知らされてしょぼーんとしおたれるメビウス。
　　　　　よろしく、と差し出されたマックスの手に応えられないほど自信喪失しちゃってます。可愛い〜♪
　　　　　憧れの大ベテランに最強最速、よくわからないけど偉そうな兄さんといきなり比較したのでは可哀想だよねルーキー(^_^;)

一方、捜査を続けるキシ刑事＆ルーキー。
キシ刑事は、携帯電話の着信メロディが怪しいとにらんでいた。
荒唐無稽だと笑い飛ばすルーキーだったが、怪しい着メロの電話に出た途端に凶暴化し暴れだして
しまった！キシ刑事が当身を食わせて止め、携帯電話が手からこぼれ落ち正気を取り戻す。
電話を離すだけで洗脳がとけてしまうとは、まだまだ改良の余地がありそうだ…うそぶくザラブ星人、
メビウスを迎え撃つため巨大化する！
　　　　＊人間パートが始まると子供達が途端に飽きてしまうのが辛いですね(^_^;)　
　　　　　冒頭で暴れてた男も携帯電話を持っていて、逮捕の際にそれを落としたのですね。
　　　　＊君達と遊んでいる暇はない、とザラブ星人。人間サイズ→ウルトラマンサイズへの変身を、大きな影で表現しています。
　　　　　音と振動とで更に巨大感を出してます、簡単な仕掛けでお見事！

ゴルザと戦うメビウス、苦戦している所へウルトラマンに化けたザラブ星人が現れる。
ゴルザを追い払ってメビウスを安心させた所で、背後から襲う偽ウルトラマン！
倒れるメビウスに迫る偽ウルトラマン、だが本物のウルトラマンの登場に、とどめをさせず逃げ去る。
倒れたメビウスを助け起こすウルトラマンだったが、誤解したままのメビウスはその手を振り払って
駆け去ってしまう…
　　　　＊ゴルザと戦うメビウス、組み合ってもがもがしている様子が子供の喧嘩みたいでおっかしかった〜
　　　　　偽ウルトラマンのせいで、ウルトラマンを信じきれないメビウス。自分の気持ちをちゃんと言葉に表せず焦れる、ドンと
　　　　　力足を踏んで「もういいです！」と怒って走り去ってしまう、と　もう子供っぽくてかわいいなぁぁ〜
　　　　　子供っぽさが強調される展開の連続で、可愛いやら可笑しいやらで萌え萌えでした♪
　　　　＊ていうか、偽ウルトラマンとウルトラマンくらい見分けて！(爆笑)　
　　　　　会場の子供達が一生懸命「偽だよ〜偽者だよ〜」と訴えてて可愛かった〜子供達にさえ見分けられるんだから
　　　　　メビウスも見分けて、憧れの人なんだから(^_^;)

走り去るメビウスと入れ違いに、マックス、ゼノンが登場する。
捜査状況を確認する一同、ウルトラマンはとりあえずメビウスを連れ戻しに行く。
マックス＆ゼノンは怪獣の捜査へと向かおうとする…と、そこへ偽ウルトラマンが現れる。
二人を油断させ、襲いかかる偽ウルトラマンだったが、あっさりと看破され正体を暴かれてしまう。
ザラブ星人は二人に怪獣を差し向け、自分はメビウスを追って去る。
怪獣を倒したマックス＆ゼノン、メビウス達が危ないと追いかける…
　　　　＊偽ウルトラマン登場、やっぱり会場から｢偽だよ〜」の声があがります。さすがにベテラン二人には通じない、あっさりと
　　　　　取り押さえられる偽ウルトラマン。二人に両方から腕を取られる、「捕まった宇宙人」な構図で笑いました。

メビウス「ウルトラマンはどうしてあんなことを。憧れの人だったのに…」
落ち込むメビウスを、エレキング＆アントラーが襲う！
ウルトラマンを呼ばず、一人で戦うことを選ぶメビウスだったが、２対１の戦いに追い詰められてしまう。
加勢に飛び込むウルトラマン、だがメビウスの心に芽生えた不信感の為協力し合うことが出来ない。
ウルトラマンの手を払いのけ、一人で戦い追い詰められるメビウス、とどめの一撃をウルトラマンが
かばって倒れてしまう！
仲間を信じる心をメビウスに説き、倒れていくウルトラマン…その姿を前に、自分が間違っていたことに
ようやくメビウスは気づく。

偽ウルトラマン「一番弱い奴から倒していくつもりだったのに…まぁいい」
怪獣達を率いて偽ウルトラマン登場。勝ち誇る偽ウルトラマンにメビウスが立ち向かう！
マックス＆ゼノンが怪獣達を倒し、メビウスは偽ウルトラマンと戦う。
メビウス「いつまでその姿でいるつもりだ！」
偽ウルトラマンの正体を暴き、ザラブ星人を倒した！
　　　　＊エレキング達を率いて登場する偽ウルトラマンがカッコよかった〜♪
　　　　＊マックス＆ゼノンの乱入に逃げ出すザラブ星人、マックス達が怪獣を押さえてメビウスを行かせます…
　　　　　脚を振り上げて怪獣の肩の上に乗せ、押さえつけるゼノン。その姿と声とにアグルを思い出しました〜クールで
　　　　　カッコいいよゼノン兄さん！もちょっと早くそういうキャラ立てをして欲しかったよ！
　　　　　ここでだったかこの前だったか…ゼノンがマックスギャラクシーを装備して怪獣を斬り捨てます、カッコいいゼノンの姿に
　　　　　子供達も大喜びでした♪
　　　　　一方のマックスはエレキングの頭を押さえつけ、エレキングが短い手をぐるぐる振り回してました、可愛かった〜♪
　　　　　ブレイクダンスのようなトリッキーな足技を繰り出すマックス、思わず声が出ました〜♪
　　　　＊そしてラストバトル、メビウスと偽マンとの一騎打ち！自信を取り戻したメビウスが元気に戦います。
　　　　　これまでとはうって変わって機敏な動きのメビウス、攻撃を素早くかわして鋭い蹴りを入れる！
　　　　　ＢＧＭはもちろんメビウスの主題歌、ザラブ星人の正体を暴いて光線を打ち込み、余韻を残して主題歌終了。
　　　　　見事なタイミング、いつもながら職人技ですねぇ〜♪

デビュー戦を戦い抜いたメビウスを、父が、ウルトラマンが激励する。
離れていても、魂でつながっている兄弟達なのだ…一人で戦っているのではないと感じるメビウス。
よくやった、と進み出るマックス、ルーキーと言いかけ　改めてメビウスと名前で呼びかける。
差し出された手を、今度は両手でしっかりと握り返すメビウス。
戦いが終わり去っていくウルトラ戦士達、だが謎の音楽が再び流れる。
まだ真の敵がどこかに潜んでいるのだ……
黒幕を突き止めるため、刑事達も再び捜査に飛び出していく……
　　　　＊「ルーキー」ではなく、一人前の戦士として名前で呼ぶマックス。
　　　　　メビウスも、今度はマックスの手を握り返すことが出来ました。一連の、メビウスの心情表現が良かったです〜♪
　　　　＊父が登場した途端に会場がわっと沸きました。父とウルトラマン、メビウスにマックス＆ゼノン　５人揃っての
　　　　　決めポーズはやっぱり良いです〜♪
　　　　＊一人ずつ順次去っていって、最後に一人残ったメビウスに謎の音楽がかぶさる…さてはメビウスも洗脳されるかと
　　　　　期待（？）しましたのに、そうはなりませんでした。残念無念。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第一幕終

というわけで、１０分間の休憩をはさんで第二幕へ続きます。長くなったのでページを分けます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2006.04.13up